低血圧とは?

低血圧の症状や治療法、また変体性低血圧についてこのサイトではご紹介しております。まず低血圧についての基本的な概要からご説明しましょう。低血圧というものには、現在の医学では診断定義というものがありません。高血圧には世界的な診断基準があるのに、なぜか低血圧は診断基準というものがなく医師によって診断基準が様々です。この原因は恐らく低血圧は高血圧よりも生命の危険度合いが低いからではないかとわたしは考えています。それぞれ診断する医師によって低血圧診断基準は違いますので、ここでは大まかな参考例を挙げておきます。一般的な低血圧の基準は大体安静時で100〜110以下というケースが多いのではないでしょうか。最小血圧が60以下という診断基準を持っている医師もいるようですが、これは医師によって様々なので正確には言い切れないのが現状です。

低血圧の症状について

低血圧によって出てくる症状は、人によって様々でしょうが一般的な低血圧のケースでよく聞くのがめまいやだるさ、そして立ちくらみなどでしょう。このほかにも頭痛や耳鳴り、更には肩こりや不眠に動悸と実にいろいろな症状が低血圧によって引き起こされるようです。気分が落ち着かなかったり、イライラしたりするなども低血圧の人には見受けられる症状でもあります。なんせ低血圧には判断基準が無いということが辛いところです。低血圧は生まれつきの遺伝性もあるようで「本態性低血圧」と呼ばれます。これが俗にわたし達が言うところの低血圧というようです。低血圧も様々でこの本態性低血圧のほかにも起立性低血圧や二次性低血圧というものもあります。起立性低血圧は、長時間立ち続けていたり寝ていた状態から急に起きたりなどしたときに立ちくらみやめまいを引き起こすものです。また二次性低血圧は、低血圧を引き起こす原因がハッキリとしていることが特徴として挙げられます。

低血圧の治療改善方法

低血圧の治療改善方法は、それぞれの低血圧の症状によって変わってきますが大まかに分けると二種類に治療改善方法は分けられます。まず1つ目が薬を使わない療法、そして2つ目が薬を使った療法による治療方法です。ただ二次性低血圧の場合ですと上記でも述べましたとおり、低血圧を引き起こしたハッキリとした原因がありますので、まずはその低血圧の原因となっている元を治療することに専念するような形になると思います。それでは1つ目の薬を使わない治療方法についてですが、これには十分な睡眠をとるようにしたり過激な運動を避けたりするような生活習慣の改善をしたり、また水分摂取量を多めにしたりなどの食事療法など、その他にも起立性低血圧の場合ですと弾力ストッキングを履いたり、寝るときに上半身を高くして寝たりなどの改善療法が用いられます。2つ目の薬を使っての低血圧治療方法は精神安定剤や自律神経調整の薬などが使われます。いかがでしょうか?このサイトではなるべく難しい用語を使わずにわかり易く低血圧についてご説明させて頂きました。あなたの参考になれば幸いです。

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